板東のバラック式収容所
1918年8月に久留米から移送された90人の捕虜たちのために、板東収容所の"案内?も印刷された。
広げてある地図は収容所の道順で、数字が書かれた建物の説明がついている案内書である。
南西には、捕虜たちが手仕事で作った品物や食料品、嗜好品等、各種の違ったものを売る小屋が建ち並ぶ(タパウタウ地区、青島の商店街の名前からつけたもの)一角があった。 案内には、収容所の音楽グループや演劇の演目等が載っていて各々45人編成の徳島オーケストラとエンゲル・オーケストラ、2組の吹奏楽団と各々60人編成の2組の合唱団があった。